同じ空の下でも
休職した
原因は上司のパワハラと過労
上司への憎しみはいくらでも出てきますが面白くないので割愛します
休職してから約1週間、寝て起きて飯を買いに外に出たり出られなかったり、堕落した生活をしている
独り身なので自分で風呂に入り、洗濯、掃除、ゴミ出しなどもしなければいけないが不可能に近い
こんな時に支えてくれる人間がいたらどれほど楽だったか、無駄に考えてしまう
シャワーを浴びて外に出ることがこんなにも大変だと思わなかった
夕方、外に出ると、交差点の先に太陽が沈んでいて、雲がかかっているけど眩しくて、光っていた
暗い自室にずっといると、外の光が、外の空気が、何故かとても良いものに感じた
同じ空の下でも、何を感じるのかは人それぞれで、環境や今の気持ちで大きく異なる
夜に空を見上げたときにも同じ感覚がある
あなたが今、見ている空はどのように映っていますか?
黄金の精神
2022年6月の出来事
キッチンのバイト3回目で辞めた
以上
あなたの鼓動を見させて
タトゥーの話をします。
私の右腕にはタトゥーが入っています。
大学4年の秋。10月。
札幌に住んでいた頃に近所のスタジオで入れてもらいました。
昔からタトゥーに憧れがあって、ずっと入れたいと思っていたわけではないです。
かと言って、タトゥーに対して強い偏見があるわけでもなく、関心は良きも悪きもなかったです。
タトゥーを入れてみようかな、そう思ったのにはきっかけがあります。
当時は近所の花屋でアルバイトをしていました。大手のチェーンでもなく、普通の街の花屋って感じです。
そこのスタッフにタトゥーを入れてる方がいました。手の指に可愛いデザインのタトゥー。以下、仮名としてカマバコ先輩と呼びます。(歴で言うと私の方が上ですが、年上で人生の先輩なので)
カマバコ先輩は同期の女の人の友達として、紹介されて入ってきたので私より後にバイトを始めた後輩にあたります。
なんだかほわ〜としていて、いつもマイペースな人でした。花屋のバイトに熱心というわけでもなく、生活のためにただやっているような、いわゆるフリーターです。カマボコ先輩は夜のお仕事をしているそうで(詳しくは知りません)基本的には若い男が大好きでした。時々セフレとの話をしてくれたり、ざっくばらんに話すギャップが面白かったです。タトゥーのことを聞いても、痛みや金額、入れた理由など詳しく教えてくれました。可愛いものが好きで、特に強い意志があって入れたという印象は受けませんでしたが、なんとなく、実際は強い意志をもっている強い方だと個人的には思いました。
フリーター生活をしている傍ら、月に一度は旅行に行っている話もしてくれました。
カマバコ先輩の話は、当時大学生で、友達も少なく、スカスカの毎日を過ごしていた私にとってとても刺激になる楽しい時間でした。
カマボコ先輩の真似をして月に一度、バイト代を使って一人で関東や大阪に旅行に行ったりもしました。
タトゥーの話を聞いているうちに、自分も入れてみようかな、と思うようになりました。
そして、大学4年の10月にいれました。
バスでスタジオまで5分。近かったのもあり、特に悩むこともなく、思い立って行動に移しました。タトゥーを入れたら、今後消えることはほぼないし後悔したらどうするとか、そういうことも特に考えませんでした。どうでもよかったからです。その頃は毎日つまらなくて、刺激が欲しかった。自分の好きに生きたかった。そういう気持ちが根本にあって、すぐにタトゥーを予約して入れるに至ったんだと思います。
彫り師の方は女性でした。夫婦でスタジオを営んでおり、ナチュラルでお洒落なスタジオ。話すと彫り師として、仕事に熱く向き合っている、そんな印象がありました。
午前中にデザインの打ち合わせをして、施術が終わったのは夜10時くらいでした。痛みは最初の方はそうでもなかったのですが、後半になると集中力が切れたのもあり、少し痛かったです。というか普通になげ〜よ。
終わってみるとあっという間でした。デザインも素敵で満足。半袖を着ても見えない絶妙な大きさで、今も気に入ってます。
タトゥーを入れてから3年くらい経つので入れたことも忘れてしまってるくらいですが、最近はまた増やしたいなって思います。
今度は左腕、背中、足の甲。
デザインもだいたい決まってて、金と時間が有ればすぐにでも入れたいくらいです。
周囲でタトゥーを入れていたのがカマボコ先輩くらいなので、タトゥーを入れる人の気持ちはよくわかりません。ただ、自分はとにかくつまらなくてあくびが出る毎日に刺激が欲しかった、自分の好きなことをしたかったから入れてもらいました。そんなに複雑な思い入れとかはないです。至極単純な理由です。それと、友達が少ないから反対してくる人間もいないのが幸いでした。
今は関東で別の花屋でバイトをしていますが、さすがに見える箇所には入れられないので次もギリギリ見えない場所を攻めようと思ってます。
皆さんはタトゥーを入れるときはじっくり考えてからやったほうがいいと思います。家族、恋人、友人など周囲に話し合う人がいればの話ですが。
p.s.
うんこ拾いバイト今日で辞めました。
金輪際うんこは拾いたくないです。
✝️LAST UNKO✝️
ノスタルジックな悪夢
寝坊した。
母親が「もう学校行かなくていいよ。」と部落弁混じりでどなりつけてくる。
母親がどうしてヒステリックになっているのか自分には全く理解できない。
1度だけ、たった1度だけ寝坊してそのまま学校を休んだだけなのに。
全てを放棄して学校の近くをトボトボ散歩していたら、廃小屋にまるまると太った柴犬がいた。汚くて、無邪気で、可愛い。近寄ると尻尾を振ってこちらに向かってきた。
「あらあら、可愛いねぇ〜〜。」
もふもふのむちむち。
さながらとなりのトトロ(1988年スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画)に出てくるネコバスのような触り心地。
あとにして、虚無と田園風景が広がる一本道に向かう。柴犬がついてくる。
「よしよし。」柴犬を撫でていると、至って普通のワゴン車が止まった。
「君、乗って行かない?送るよ。学校は?」
人当たり良さそうなおじさんが声をかけてきた。子綺麗な格好で、でもおじさん。全てがどうでもよくなっていたから怪しいとか、気持ち悪いとか、何も考えなかった。
「学校はいい。」
「どこか行く?」
「池…山の奥の、池行きたい。」
遠い昔の記憶。部落の山の奥の脇道に入ると、池があったことを覚えていた。ふと、思い出した。おばあちゃんと軽トラで田んぼの様子を見に行くついでに、いつも池を眺めていた。そんな気がする。
おじさんは快く何も言わずに車を出してくれた。大きな、古びた寺の前の坂道を上ると、普段は人がいない山の上なのに、人と車で溢れかえっていた。今日は何かイベントがあるらしい。人だかりを抜けて脇道に入ると、青と白の綺麗な教会が見えた。教会なんてあったっけ?
教会が見えた瞬間、自分は何かそこ知れぬ恐怖を感じた。根源的な恐怖。崖の上に立たされているかのような。
怖くなり、おじさんに
「やっぱり帰る。」
そう告げたけど、おじさんは聞かない。
着いたのは池ではなく、小さなガレッジ。
「池は?」
おじさんは答えない。
小さなガレッジの中から知らないおじさんが2人でてきた。
おじさんの様子がおかしい。言葉遣いは汚く、出会ったときとは別人に見えた。
やっと悟った。
はめられた。
自分は誘拐されたのだ。と。
おばあちゃんと行った、池の記憶。
美化された池の記憶。
整備されていない汚れた池だったかもしれないけど、その池は紛れもなく自分の中で素敵な思い出だった。
その池を踏みにじられたような気がした。
おじさんが自分に向かって何を言っているのか理解できなかった。でも、何か嘲笑気味に喋っていた気がする。
気がついたらおじさんの首を締めていた。
おじさんは死んでいた。
他のおじさんは消えていた。
脇道で人気の少ないガレッジなのに、どこからか大勢の人達が湧いてきた。
「おめでとう!」
拍手。大喝采。クラッカーが鳴り、讃えられた。
自分はゆっくりと、にっこりと笑った。
ここで夢は終わった。
かくして、今日も始まる。
2020年9月2日の一日が。
P.S.
※ブロンを飲み過ぎると、たまに意味不明な悪夢を見るのでみなさんはやめましょうね🥴彼くんとブロンODはやめるだなもーっ‼️
フリーターは正社員の夢を見るか?
「ただいま。」
家に帰ったとき、その言葉を声に出しても、返す者はいない。一人暮らし。フリーター。23歳。
北東北。花と緑豊かな、山と田んぼに囲まれた、のどかな土地に産まれた。
「生まれてきてくれてありがとう。」
感謝の言葉を受けて生まれたはずなのに。
今は生きていてごめんなさい。この気持ちしかない。
去年、新卒入社した会社を辞めた。
北陸の食品工場。はじめから、やる気はなかった。
去年、千葉に引っ越した。
駅前は雑多。ゴミが散らかり、治安が悪いことで有名な地に。
決して都会とは言えないが、スーパーや百貨店、駅ビル、ファストフード店は全て揃っていて、生活に不便はない。
ここから、私の第二の人生が始まる。
先のない未来に、淡い希望を抱いて。
なんやかんやあって2020年。
新しく、カフェでバイトを始めた。
ご注文、お伺いします。
ブレンドコーヒー。
ブレンドコーヒーですね?
お会計300円でございます。
お先にお品物、失礼いたします。
300円ちょうどいただきます。
レシートでございます。
ありがとうございます。
学生が7割、社会人、主婦、フリーター、社員が3割で働く環境。
一人暮らしのフリーターは、自分だけ。
学生にタメ語を使われているけれど、分け隔てなく接してくれる先輩には感謝している。
バカにされているという気持ちを抱きながら。
コロナ禍、掛け持ち先のバイトが休業。
カフェのシフトも削られた。
晋ちゃん(内閣総理大臣首相・安倍晋三)から貰う10万円で生きる。
感染者数は毎日増えており、死者も出ている。
人はいずれ死ぬ。
健常者も、異常者も、権力者も、フリーターも。
生きていられることが幸せなら、人は死んだらバッドエンドだ。
恋人を守って死んでも、老衰で家族に看取られて死んでも、孤独死しても、通り魔に殺されても、全ての死はバッドエンド。
ハッピーエンドなど存在しない。
にも関わらず、映画や漫画、小説では死が美しいもの、尊いものとして描写されている時がある。
死は絶対的にバッドエンドであることに変わりはない。変わるとしたら相対的なもので、個人の主観によるものだ。
人は、毎日、1分、1秒でもその一瞬がバッドエンドに向かっている。変えようのない運命。事実。
鬱病の人は、何のために自分は生きているのかを考えがち。生きる意味とかない。無力。雑魚。底辺。バカ。アホ。間抜け。タコ。ナス。
生きる意味、生きがい、楽しさ、幸せを見出すことができたら、その人生は豊かなものになるのだろうか。
何もわからない。わからないから考える。考えても答えが出ない。
何もわからないから、働く。非正規雇用でも、短時間でも、1分1秒でも考える時間を減らすために。働いている時間は、余計なことを考えなくて済むから。
今日も、働く。
フリーターは働く。
P.S.
実際は、コロナの影響でほとんど働けていませんw 毎日昼に起きてぐーたらぷーwああ、幸せw
関東平野はるかに
カフェのバイトを始めた
食器を洗いテーブルを拭き2階と1階をただひたすらに往復するだけの仕事
交感神経バグってるから致死量の汗でる
先輩が大学生や高校生だらけで怖い
あいつ、23歳のフリーターらしいぜ
陰で俺のこと嗤ってるんだろ?
好きなパワポケBGMランキング
10.逆襲の時!
9.ザ・ウォーター
8.君にクラクラ☆クラシカル
7.パワポケ3春
6.しんみり子
5.しんみりしちゃう…
4.パワポケ4春
3.パワポケ3アルバム
2.この感動を、今君に伝えたい!
1.戻らない時間
ありがとうございました
p.s.
バイト先の男子高校生のことを性的な目で見ていますが見ているだけです、何もしてません
黄金体験(フリーターエクスペリエンス
午前5:50起床
朝食はフルグラ大容量パックに豆乳を投入
ピアスに消毒液をかけて5分で食器を洗う
シャワーを浴びてBOTANISTのヘアオイルを髪になじませる
メモ帳、水筒、無印良品の薬用ウォッシュ、折りたたみ傘、ヘアオイルを旧ロゴのGregoryの黒いリュックサックに投げ入れて確認
百均の黒の腕時計を装着
Suicaと家の鍵を持って出勤
常磐線快速上野行きの電車で自殺
途中で乗り換えて自殺
自殺自殺〜💦
(ドンッ!)
曲がり角でネカフェ夜勤の吉田クンと衝突
ここは東京都北区赤羽、汚いの一言に限る
駅前の喫煙所(クソスラム)を横目にスタスタ…
地方から出てきた田舎者の一日が、今日も始まる
※この物語は全てフィクションです
実在の人物、団体とは一切関係ありません
アルバイト中、常に女性に対して恐怖心を抱いており女性と働くことが限界になった
仕事は忙しいけれど、それは苦ではなかった
しかし
また陰で言われるのではないか、陰で言うような人間が平気な面をして花を売っているという現実に耐えられなくなった
花が好き
花が好きだけれど、花が嫌いになりそうな気がして嫌になった
花屋ではしばらく働かないと思う
今のアルバイトを辞めたら、塾講師を始めようと思う
理科や生物が好きで、人を褒めることが好きだ
接客で花の説明や提案をしたときに嬉しそうな顔をしてくれたお客様を見るのも好きだ
花を好きになってくれた人のことを見たときは本当に嬉しかった
塾講師で理科や生物を好きになってくれる人がいたら、それは嬉しくなるんだろうと思う
経験皆無でシフトがどれくらい入れるか分からないけれど、やってみようと思う
フリーターの新たな人生にご期待ください
P.S.
トンカツ工場の田村クンお元気ですか?
私はネカフェ夜勤の吉田クンと仲良くなれそうです
2019年令和、ネカフェ夜勤吉田クンの時代到来